
年中から小学校受験に興味を持って少しづつ対策してきた我が家。何せ、夫婦で小学校受験未経験だったので、知らないことがいくつもありました。
すでに経験者の方にとっては当たり前かもしれないですし、検討違いのこともあるかもしれません。が、未経験者なりに感じたことを書いていきます。
勘違い①ガリガリ勉強させなければいけない
数十年前はペーパー重視だったようですが、最近は幼児に無理のない程度の勉強と、行動観察やチーム活動、体操、工作などを重視する学校も多くなっているようです。年中の頃(導入期)は運筆、まちがいさがし、計数(ものの数を数える)、塗り絵など幼児が楽しく学べるものが多かったです。年長の春頃からは量は多くなりますが、それまではそんなに量も質も多くはありません。


もし気になる方がいらっしゃったら、こぐま会のひとりでとっくん1,2あたりを買ってみてレベル感をチェックしてみてください。
勘違い②親子ともに全力で全てを投げ出してやらないといけない
知名度の高い人気校、高倍率の学校は別です。でも小学校受験はそれだけはないんですよね。倍率1倍~1.5倍以内の学校も多くあります。大抵試験も何回か実施してくれたり。そういった学校を志望するのであれば、準備はそこまで大変ではないと感じます。(一般的なイメージと比べると)
また求められるのは、ペーパーだけではなく体操や行動観察だったりするので、お子さんの負担はそこまで多くないと感じます。
勘違い③準備は子どもにとって負担
上記の内容と被りますが、小学校受験で必要なのはペーパーの問題に解答するだけではなく、それ以上に、体操・巧緻性(手先の器用さ)・絵画工作・行動観察(集団ゲームなど)これらは子どもにとって負担どころかとても楽しい場合も多いです。
うちの子は特に絵画工作が大好きになって、家でもしょっちゅう作っています。


勘違い④最初から勉強大好きで、できる子ばかり
これは多きな勘違いでした。お教室には色んな子がいます。きちんと座っていられなかったり、独り言が多かったりetc みなさん、本番前にはぐっと成長してしっかりとして本番を迎えると思うのですが、お教室に入る年少・年中・年長の春はまだお勉強やお教室に慣れていない子も多いもの。でもだんだんと成長していきます。まだまだ幼児なので伸びしろは無限大「うちの子は厳しいでしょ・・」なんて思わずに、もし気になるのであれば試してみる価値はあると思います。絶対無駄にはなりません。
やってみないとわからないけど
まだ本番を迎えておらずどうなるかわからないのですが、小学校受験に向けて準備してみて親子ともにとても良かったなーと思っています。
まず、小学校受験を意識しなければこんなに一般常識である季節・昔話・ものの名称などを子どもに話したり教えることはありませんでした(こちらの記事でも書いていますが、インターのため日本の文化に触れる機会が少なったのもあります) 親子ともに、知的好奇心を満たす楽しい日々でした。
また、やっぱり幼児にとって”体験”に勝る学習はないので、いろんな場所に連れていきました。小学校受験を意識していなければ、ぶどう狩り、いも掘りなどインドアな私は連れていけなかったと思います。自然体験は子どもの目もイキイキと輝くし、親子の大切な思い出となりました。
最後に
※※知名度の高い人気校、御三家校、高倍率校はやっぱりみなさん努力量が全然違います。もし誰もがしる有名校にお子さんを入学させたいと思う方は、親子ともども超一生懸命にお勉強されてますので、この記事の限りではありません※※