
少し前にこんなつぶやきをしたところ結構な反応がありました。
中には「今から事務所探そうかな~」や
「レッスン気になる!受けてみたい!」などなどのツイートも見受けられました。
というわけでこちらについて今回は掘り下げて書いていきたいと思います。
子役は小受に強いと思う
改めて言うのもなんですが、小受で多くの学校が求めている
・礼儀正しさ
・元気なあいさつ
・しっかりとした受け答え、それでいてほどよい子どもらしさ
・きらりとした笑顔
これらを、人気の子役はほぼ全て兼ね備えています。
NHKの子ども向け番組等に出演している子どもも、何名か難関校に在籍している子たちがいますが納得です。
普段から大人の世界に入り、競争率の高いオーディションで自分の魅力を出して勝ち取らないと仕事がもらえない世界です。丸腰の一般受験生とは場数がそもそも全然違います。
子役事務所に入れば小受対策となるのか?
今回、私がかきたかったことはこれです。
子役事務所に入れば小受対策には・・・・
いくらかなると思います。
でも積極的には全くオススメしません。
なぜなら、受験対策以上に大変だからです。
わが子は、一時期某超有名子役の所属する事務所に入りレッスンに通っていましたが
想像を絶する過酷さで数カ月で辞めました。
本格的子役事務所ゆえ、子役でも「プロ」としての振る舞いを求められます。
先生たちもほんきで怒ります。毎回号泣してる子がいました。それでも全くなぐさめない先生・・・。
見ていて辛かったです。。。
また、事務所に入るのと仕事が入るのは全く別の話。
オーディションは10個受けて一つ受かればかなり売れっ子の方です。
オーディションのたびに平日の日中、都心の事務所に子連れで出かけていきます(&待ち時間長い)
結果が出るまでスケジュールはキープ。めちゃめちゃしんどかったです・・・。
ちなみに、ギャラもめっっっちゃ安いですよ。
もちろん、良い思い出もあります。何回かドラマに出演したことで、祖父母は天にも昇るようなテンションでした・・・笑
当時は育休中だからなんとかなってましたが、ワーママはほぼ無理だと思います。仕事、もしくは絶対お教室と被ります。
だったら、絶対お教室を優先するべきだと思います。
天才はいるものだなぁと感じたこと
オーディションではセリフまわしなどがあるのですが、わが子はなかなか感情を込めるのができませんでした。
でも、同じ事務所のNちゃんは本当にセリフに感情を込めるのが上手でした。
事実その子はかなりのドラマで子役の座を射止めていました。
レッスンでいくらかうまくはなると思いますが、Nちゃんはもともと演技の星の下に生まれてきた子なんだろうなあ、と傍目に関心していました。
きっぱりとやめた理由
Nちゃんを見ていると、当時年中だったわが子に「なんでこの子はできないんだろう?」という気持ちが湧いてきてしまったのです。
Nちゃんのようにできる子は、超少数派。多分日本トップレベルの子役だと思います。
そんなすごい子が身近にいて、刺激になる場合もあるでしょうが「どうしてうちの子はできないんだ?」って思ってしまう自分のことが、親としてダメだなぁと思ったのです。
小受もそうだと思いますが、子役もそうで
親がやらせたいから、子どもに付き合ってもらってる んです。
それなのに勝手に期待して、勝手に子どもに失望して・・・。
子どもにたいして失礼だなぁ、と思ったのです。
普通、セリフに感情を入れるなんて4歳や5歳でできません。
できる子がすごすぎるんです。でもあの場にいると、できないことが劣等感につながる恐れがありました。
また私自身もレッスンやオーディション、現場に連れて行くのが結構大変で、きっぱりとやめました。
適性をよく見てあげてほしい
子役のレッスンを受けたらみんな小受がうまくいくんじゃなくて、
売れっ子のスーパー子役が小受にチャレンジしたら、ほとんどの場合うまくいく
私の最初のツイートの意図としてはそれです。
小受したいから、事務所に入ってみてがんばってみよう!は遠回りすぎます。
普通にお教室でがんばったほうがずっと良いと思います!
今回も独断と偏見の文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!
最近中受関連の小説や漫画にはまってます。小受より作品が豊富なんですよね。好きな作品を3つ貼っておきます!