
中学受験と違って、小学校受験に関する書籍や情報は圧倒的に少ないです。とはいえ、受験はかなりの情報戦。私も必死に小学校受験された先輩ママやブログなどを探して情報を集めてきました。
本番の受験まであと2ヶ月弱ですが、完全に素人の我が家の場合どうだったか?という視点でブログを書きたいと思います。
幼児教室の体験の重要性
幼児教室を決めるために、通塾範囲にあって、かつ体験を受け入れてくれる教室にはほとんど行きました。
口コミも大切ですが、それ以上に体験に行って実際に習う先生がどんな先生か・お子さまがなじめそうか、を確認するのはとても大切なことだと今改めて思います。
できれば、2-3個だけではなく5個くらいは見学・体験に行ったほうが良いと思います。体験に行くたびに発見がありますし、どこを見ればよいかわかってきます。通わせたいお教室、そうでないお教室はっきりとしてきます。
とある幼児教室でみた衝撃的なできごと
その塾は子どもを預けるタイプの塾だったので、授業を見ている保護者は体験でいった私しかいませんでした。
先生は2人で、生徒は10人弱いたと思います。
授業が始まる前、突然大声が聞こえました。
「うわー!!!!!やりたくない!!!」
叫びながら先生に連れられてきた子。どうやら勉強をしたくなさそう。
それだけならありえることかもしれません。
その子は、授業中ずーっと机に座らず床で寝て、椅子や机をたたき周りの子を脅かしていました。そしてたまに奇声をあげます。
一人の先生はその子にほぼつきっきり。
他の10人は一人の先生で見ているのです。正直、手が足りていない。
確かに、本番の試験ではどんな子が隣に座るかわかりません。
記念受験で訓練してきていない子が隣にきた場合、邪魔される可能性もあるのでこういった子がいた時の対応についてシュミレーションしていくことは必要なことだと思います。
ただ、毎週高い授業料を払って学習する場としてはどうでしょうか。
集中するのは難しいと思います。
そして幼児は、周りの子によくもわるくも引っ張られます。
良いと言われる幼児教室でも習い事でも、必ず通われる時間・曜日で見学することが大切だと思いました。
他のメンバーにどんな子がいるのかで、雰囲気はだいぶ変わります。
むろん、この幼児教室は候補から外しました。
というか、なんでこの子はこの教室に来ているんだろう?
落ち着いて座る練習をまずはしたほうが良いのではないだろうか・・・
月謝にいくら払っているんだろう・・・
お母さまはどういう思いで通わせてるんだろうか・・・
きっと事情があるのだろう
きっとこの親子は何かしら事情があるのだろうな、と察しました。
小学校受験の足を踏み入れると、色んな方に出会います。
きっと彼女たちは小学校受験を必ずしなければならない側の人たちなんだろうなと思います。
私どもの家庭はいわゆるフリー組。
一番プレッシャーがないグループです。
プレッシャーがすごいのは、
一族みんな私立小出身。親族一同入れたい学校がある方。
いろんな意味で公立には行けない芸能人。
などなど。
おそらくあの子は前者だったんだろうな。(それにしてもやりようはあると思ってしまう)
知人の芸能人ママも、やっぱり公立にはいけないからと、とにかく幼少期から一生懸命でした。
幼児教室での子どもの様子を把握しよう
この参観で改めて思ったのは、しっかりとこどもの様子を把握しようということです。
参観型であればわが子の様子を嫌というほど見れますが、非参観型であっても、先生にしっかりと様子をきく。また、先生の目が子どもたちに十分に届いているか(先生と子どもの割合)も念頭に置いて教室選びはするべきだと思いました。
とにかく、幼児教室に任せっぱなしはあまりよくないと思います。これをするとお金もめちゃくちゃかかるし効率も悪いです。
基本は家庭です。幼児教室は、出来ているかの確認、で使えるのがベストかなと思いました。
さいごに
教室を探すのは手間もかかりますが、たくさん見学することでおのずと見えてくることもあります。
ぜひ、入室を考えてたら体験には多めに行くのが良いと思います。