子を認可園からインターに転園させて感じた「認可園の方が優れている」5つのこと

インターナショナルプリスクール
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多くの教育熱心な方が気になる”インターナショナルプリスクールって実際どうなの!?”って話を子どもを認可保育園からインターナショナルプリスクールに転園させた経験から書いてみたいと思います。

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認可園からインターへ

 うちの子は、3歳まで公立認可園に通っていました。認可園にはかなり満足していたのですが、年度の途中で引っ越したこと&地理的側面&英語を勉強させたいという思い等から3歳途中からインターに通っています。そこから個人的に感じたことを書いていきたいと思います。

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認可園のほうが優れていると感じたこと

実際に5園ほど見学し、通わせてみて「ここは認可の方が優れている」と思う点がいくつもありました。

〇園の設備(トイレ・園庭・設備等)

はっきり言って、認可園の設備は素晴らしいです。

東京都の都心でも、認可園に行けば子ども用のトイレがあって、便座があって、大体園庭があって、室内にも肋木があったりトランポリンがあったりしますよね。備え付けの子ども用プールや、乳児用にはタライやシャワーもあって夏場は入れてくれますよね。認可園が認可としてあるためには、そこに沢山の税金が注ぎ込まれ、基準を満たすための子どもファーストの設備がそろっています。

では、インターはどうか?

⇒インター5園ほど見学しましたが、子どもトイレがある園は一つもありませんでした。また、都心のインターは普通のビルや一軒家を改装して作っているので、そんなにたくさんトイレはありません。これは何を意味するか… 多分、トイトレ苦労します。実際うちの子もトイトレ完了した状態でインターに入りましたが、トイレに列ができていた時など何度か失敗してしまいました…。

園庭も都心部ではほとんどないです。あっても普通のおうちのお庭程度だったり。近くの公園にも連れてってもらっていますが、時間制限がある&天気が悪い日には行けないので、やはり外あそびの機会は激減しました。

〇食事

はっきり言って、認可保育園の給食は神です。これはほぼ間違いなく100%のワーママが同意してくださるのではないでしょうか。

離乳食は、初期~完了期でメニューや食材の形を変えたり。

季節や行事に合わせて、特別なごはんやおやつが出たり。(ひな祭りはちらし寿司!クリスマスはローストチキン!というように)

3時のおやつも給食も園内で作ったり、そうでなくても手作りなことがほとんどだと思います。

一方でインターでは、ほとんどが”お弁当”。

ワーママにとって毎日のお弁当作りはかなりの労働です。

今通っている園は、外部のお弁当屋さんからお弁当を頼むこともできるので我が家はそれを使っていますが、「ごはんが冷たくて美味しくない」としょっちゅう子どもが言っています。メニューやバランスを考えると、認可園の ”栄養士さんが考えて、その園で調理している。” って安心感がすごいです。

ちなみに見学にいったインターでは、「クラスの先生がランチを作ります!」と言っている園もありまして。いや、そこは調理師さん雇って先生の負担減らしたら・・?と思ったこともありました。

〇休みが多すぎる

夏休み長すぎ。夏休みの間はサマーキャンプが開催されますが、もちろん別料金。ときおりある、「No Class Day」え。なぜ平日にいきなりそれぶちこむ!?

夏休みだけじゃなく、冬休み、春休みも長いです。これは見学した5園、例外なくそうでした。そもそも1日の預かりの時間も短いし、基本専業主婦を想定してるスケジュールですね。もちろん延長保育も全体的に増えてきていますけれど。そうでない場合、シッターさんを雇ったり祖父母に助けてもらう必要が多くあります。

年間のスケジュールではクラスあるはずなのに、先生の都合や学校の都合で休みになったことも何回かありました。認可保育園だとありえないですよね。

〇学費

ご存知のとおり、とにかく学費が高い。
年間200万前後で通わせられたらかなり安い方のインターです。大体年間300万くらいは雑費含めてみておいたほうがよいかと。(東京都心の場合)

授業料以外にも制服代、教材費、スクールバス代、突然の休校に係るシッター費、行事の際にかかる雑費などなどかかります。

認可園は今は無償化で年少以降は給食費のみなので、インターに入る際はコストパフォーマンス的にどうなのか?しっかりと見たほうが良いと思います。

〇日本語の問題

これは「もったいなくない?」と言われても。インタープリから小学校受験を志した理由でも書いたのですが、日本語どんどん忘れます。もちろん日常会話は大丈夫ですが、絵本に出てくるような普段使いしないような単語はすっかり飛んでいきます。延長保育使うならなおさらですね。

親意外の大人と日本語で話す時間+日本語に触れる機会(家では日本語オンリーなど)をしっかりと確保するのが良いと思います。

時間が戻ったらもう一度インターに入れるか?

一昨年書いたブログでは、下記のように書いていました。

たとえ認可の何十倍の学費を払ったとしても、

・英語を身に着けてほしい

・幼少期から、国籍・人種等超えて様々な人と関わってほしい

この思いが強いのでインターを選びました。家でできることも限られていますし。

現在は削除済み。自身のnoteからの引用です。

今は考えが少し変わりました。時間が戻ったら、近所の認可園に通い続ける選択をするかもしれません。

子どもにバイリンガルになってほしい、そう考えるかたは多いと思います。私もそうです。

ただ、実際に通わせてみて、我が家の子どもの言語習得の方向性は母語は完璧な日本語+英語もほぼ自由自在に操れる、ことだと実感しました。あくまで日本語が優位であるべき、との考えです。

バイリンガル、といっても様々なレイヤーがあります。

我が家は、純ジャパニーズです。見かけはアジア人、国籍も日本。

数年以内に外国に移住する可能性も今のところはありません。そう考えると、子どもにとっては日本語がベースになるほうが圧倒的に暮らしやすいんですね。

そのため、保育園に通わせながら(無償化ですし)、英語のアフタースクールorシーズンスクールorサタデースクールなどに通わてもよかったかなと思います。

ただ、今現在子どもはすごくインターでの毎日を楽しんでいます。今は最終学年なので今更転校もかわいそうで、そのまま通わせています。

まとめ

とはいえ、頭の柔らかいうちに大量の英語のシャワー、フォニックス、読み書きやコミュニケーションのベースを学べたことは子どもの財産になると思います。何より「英語はできる!英語が好き!
」子どもは現在こう思っているので自信になります。子どもって自信があることはどんどんやりますよね。

勿論言語能力は個人差もありますし、インターに行かせてかつ日本語も上手に使いこなせる子もいらっしゃると思いますので、それを見極める意味でも行ってよかったと思っています。

何より子どもも私も楽しく通えたことがよかったです。

また、何より大事なことは親が英語の勉強をすることだと思います。

先生とのコミュニケーション、宿題のチェック、他の保護者とのやりとり(これが一番!!!

これからも子どもと一緒に、楽しく英語を学んでいければと思います。

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