
男女問わず、幼少期からの性教育ってとても大切ですよね。大切だとわかっていても、親の口からどうやって教えたらいいのかはよくわからない・・・そんな風に多くの方が感じると思います。
そんな時は、絵本の力を借りてみましょう。
日ごろから正しい知識や心がけを繰り返し読み聞かせることで、もしものときに自分の身を守れる子になるといいですね。
いいタッチわるいタッチ
3歳~目安
両親や祖父母、大切な人にハグされたりぬくもりを感じる”いいタッチ”。
気持ちが悪かったり、嫌な気持ちになる”わるいタッチ”。
また、水着で隠れるプライぺートゾーンについても触れています。
短くて絵もかわいらしいのでお子さまも違和感なく聞いてくれます。
初めて性教育の絵本を読みきかせたい、と思った方にぜひオススメの本です。
とにかくさけんでにげるんだ
4歳~推奨
小学生になり、子ども一人で動くようになる前に是非読んでおきたい絵本です。
「お母さんが呼んでるよ」などと誘われた時、身体をさわられた時…どうしたらいい?
公園で知らない人に「一緒に行こう」と声をかけられた、いやな触られ方をした、など、具体例をあげてやさしく教える絵本。
最後に「何かあったら迷わず信頼できる大人に相談して、あなたは何も悪くない」と記載しているのも、とても良いと思いました。
例をあげて、「こんな時はどうする?」「なんて言う?」と親子で話し合うキッカケに、ぜひ。
コウノトリがはこんだしゃないよ!
4歳~推奨。踏み込んだ性教育の話をするときにオススメです。
・女の子と男の子はどこが違う?それぞれの体の特徴
・子どもができるには(精子と卵子はどうやって一緒になる?)
・子宮、へその緒について
・いろいろなかぞく(養子縁組について)
etc 盛りだくさんの内容です。
少し早いかな?と思っても、小さな時から正しい知識を教えてあげることで自分も他人も優しくできたり、間違った知識に惑わされない子に育つと思います。
そして、こういった内容は子どもも知りたい!と思っているんですよね。
防犯絵本 まもる!
3歳~ シールあそびやクイズなどの仕掛けがあり、小さな子も読める工夫がされています。
大人としては、何回も言い聞かせてるつもりでも子どもにとっては時間がたつと忘れてしまう誘い文句ってたくさんあるんですよね。例えば以下のようなケース。
・知らない人は「ママがケガしたよ」などいい人ぶって近づいてくる
・「かわいいね」と言いながら写真を撮ってくる
・電話で留守か確認してくる
この本を読み聞かせることで、改めて注意喚起できたのがよかったです。
うちの子は写真を撮られるのが好きなので「写真は撮らせてはいけないもの」と理解させるのに時間がかかったのですが、この本のおかげで改めて伝えることができました。
残念ながら絶版のようでネット上では価格が高騰しています。(我が家は図書館で借りました)
さいごに
人を疑うことを知らない子どもに、世の中にはわるい人がいる/嫌なひとがる/と教えるのは難しいですよね。
とはいえ、どうやって?何から?迷われる方が多い分野だと思います。
ぜひ、絵本を使うことで例を示したり、絵をみながらお子さまと話し合ってみてくださいね。